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メッシ、約11カ月ぶりのメディア対応で団結強調「みんなで手を取り合えばもっと楽に」

text by 編集部 photo by Getty Images

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アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 現地時間10日、ロシアW杯南米予選の試合が各地で行われ、アルゼンチンがアウェイでエクアドルを3-1で下し、見事3位でW杯への出場権を手に入れた。試合後、約11ヶ月ぶりにメディアの前に姿を現したFWリオネル・メッシがコメントを残している。アルゼンチン紙『ラ・ナシオン』が伝えた。

 最終的に3位でW杯へのストレートインを決めたアルゼンチン代表であったが、決して楽な道のりではなかった。その一例として、昨年11月には試合後に代表の選手が一堂に会見場に現れ、メッシが「我々はもう報道陣とは話さない」と宣言するなど選手とメディアの関係が断絶する事件も起こっていた。

 しかし、今回エクアドル相手に3得点を決め母国をW杯出場に導いたメッシはもう潮時だと感じたのか、約11ヶ月ぶり位メディアの前に姿を現し、自身の心境を語った。

 「メディアから遠ざかっていたこの時期は、僕らが互いに歩み寄っていくために役に立ったと思う。僕らはみんな同じことを望んでいる。代表がうまくいくようにとね。それが達成できればと思うよ。僕らがみんなで手を取り合えばもっと楽になるだろう」

 一時は世界最高の選手がW杯に出場できないということで多くの人がアルゼンチン代表の動向を心配していたが、エースのメッシは「アルゼンチンがW杯にいけないなんておかしなこと」と語るなど、チームの力に大きな自信を覗かせた。団結したアルゼンチンがこれから本戦に向けどのような準備をしていくのか注目される

【了】

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