ゴールを喜ぶオーストラリア代表の選手たち【写真:Getty Images】
10日、ロシアW杯アジア予選プレーオフの第2戦が行われ、オーストラリア代表はシリア代表と対戦し延長戦の末に2-1の勝利を収めた。この結果、第1戦との合計スコアを3-2としたオーストラリアが大陸間プレーオフへ進出している。
第1戦を1-1の引き分けで終えたオーストラリア。勝敗はつかなかったものの、アウェイゴールを決めたオーストラリア代表が第2戦に向けて若干有利だという見方もあった。しかし、オーストラリアは勝利だけを目指し猛攻を仕掛ける。英メディア『BBC』が公開しているデータによると、オーストラリアはシュート25本を放ったとのこと。ボール保持率も76%と相手を圧倒し、終始試合をリードした。
しかし先制点を決めたのは、シリア代表だった。開始早々の6分、相手の後方でのパスをカットしたシリアがカウンターを仕掛け、ラストパスを貰ったFWアル・ソマがニアへ豪快なシュートを叩き込む。それでも13分、ティム・ケーヒルのヘディングシュートでオーストラリアが追いついた。
90分で決着つかず延長戦へ。109分、アーロン・ムーイが左サイドから挙げたクロスをまたもケーヒルが頭で合わせて逆転ゴールを決めた。結局、この得点が決勝点となりオーストラリアが2-1の勝利をおさめている。
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