アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
来年開催されるロシア・ワールドカップ(W杯)の予選が各地で最終局面を迎えている。独メディア『transfermarkt』ではW杯本大会に出場できないかもしれない選手たちを挙げている。
まずはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。現在チームは6位とプレーオフ圏外という状況だ。現地時間10日に行われる最終節はアウェイでのエクアドル戦、勝利すれば大陸間プレーオフの5位は確実なだけに自らのゴールでまずは勝ち点3を狙いたいところだ。
メッシと並ぶスーパースターであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドもW杯出場をまだ決めることが出来ていない。チームは現在2位で10日に首位スイス代表との大一番を迎える。勝てば文句なしにW杯出場権を獲得できるが負けるとプレーオフに回る。一発勝負のプレーオフでは番狂わせも起こりうるだけに何とか首位通過したいところだろう。また現在32歳のC・ロナウドは年齢的にも最後のW杯になる可能性が考えられる。
ウェールズ代表FWガレス・ベイルも厳しい立場に立たされている。現在勝ち点17で2位のウェールズだが最終節の相手は勝ち点16のアイルランド代表。首位のセルビア代表はジョージア代表と比較的楽な相手であることからウェールズは2位確保が現実的な目標か。なお怪我の影響でこの大一番にベイルは欠場が決定。チームメイトに望みを託すことになる。
オランダ代表FWアリエン・ロッベンはさらに厳しい状況だ。最終節で2位スウェーデン代表に7点差以上での勝利のみがプレーオフ進出の条件となっている。2019年ロシアW杯でロッベンの雄姿を見ることは難しいかもしれない。
なお、欧州・南米ともに今月10日にはW杯出場国及びプレーオフ進出チームが決定する。
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