ケルン時代のルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
J1ヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキが古巣のケルンの現状に危機感を抱いているようだ。独紙『エキスプレス』が報じている。
ポドルスキはケルンの下部組織で育ち1995年にトップデビューを果たした。そんな古巣に対して「個人的にはとても残念に思っている。こんなスタートになるとは思ってもいなかったからね」とリーグ戦7試合を消化した時点で未だ勝ち星なしの最下位に沈む現状を嘆いている。
昨季リーグ戦で5位となり今季は25年ぶりとなる欧州大会にも出場しているケルン。しかしポドルスキは「現状、ヨーロッパリーグ(EL)について話している余裕はない」と語っている。しかし一方で「彼らはしっかりとした試合をしているし誰一人諦めた様子はない。これはポジティブなことだ」と今後のチームの復調に期待を寄せている。
現在32歳のポドルスキはケルン在籍通算6年で180試合に出場し83ゴールを記録している。ケルンサポーターの間では「プリンツ・ポルディ」(ポルディ王子)の愛称で親しまれ退団した後も絶大な人気を誇っている。
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