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バイエルン、W杯後にドイツ代表監督を“引き抜き”? 代表側は阻止の構え

text by 編集部 photo by Getty Images

ヨアヒム・レーブ
ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンは、来シーズン以降の新監督としてドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督の“引き抜き”も考えているようだ。だが代表側はそれを阻止する構えを見せている。

 バイエルンは先日、昨シーズンからチームを率いていたカルロ・アンチェロッティ前監督を解任。後任として、かつてバイエルンで3冠を達成したユップ・ハインケス氏の4年ぶり復帰が決定したが、72歳の老将は今季中のみチームを率いる見通しであり、来季以降に向けては新たな監督を探すことになる。

 その新監督候補の一人として、レーブ監督もリストアップされているようだ。レーブ監督は2006年から11年以上にわたって代表監督を務め、歴代最多の通算105勝や2014年ワールドカップ(W杯)優勝など輝かしい実績を残していた。

 ドイツ代表のチームマネージャーであるオリバー・ビアホフ氏は、「サッカーにおいてはどんなことも可能だ。何事も排除はできない。ヨギ(レーブの愛称)の力があれば世界中のどのチームでも指揮できることは間違いない。関心を持っているクラブはあると思う」とドイツ『ARD』にコメントしている。

 だが、実際にバイエルンが引き抜きに動くとすれば、代表チームとしては阻止する構えも見せた。「ヨアヒムには2020年までの契約がある。バイエルンが来るのなら私は止めるつもりだ」とビアホフ氏はドイツ『シュポルト1』に話している。

【了】

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