9戦9勝でW杯行きを決めたドイツ代表【写真:Getty Images】
ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選は最終節を残すのみとなった。現地時間8日には、グループC、グループE、グループFが最後のゲームを戦う。
グループCは、ドイツが9戦全勝で本大会行きを決めており、2位も北アイルランドで決定している。ノルウェーとのアウェイゲームを戦う北アイルランドは、プレーオフ進出を確実なものとするために勝ち点がほしいところだ。
グループEは上位3チームの争いが続いている。最終節は首位ポーランドと3位モンテネグロが激突。引き分け以上で首位が決まるポーランドに対し、モンテネグロは自分たちが勝利した上で2位デンマークがルーマニアに負けることを期待しなければいけない。最終節に波乱はあるだろうか。
グループFは、イングランドの本選行きが決定している。2位を争うのはスコットランド、スロバキア、スロベニアの3チーム。まず注目はスロベニア対スコットランドだ。ホームのスロベニアは、勝ち点3を獲得する以外にない。スコットランドは引き分けでもスロベニアを上回ることができる。しかし、3位のスロバキアが最下位マルタと対戦することを考慮すると、スコットランドも引き分けでは不十分。当然、勝利を目指してくるだろう。
サプライズは起こるのか。今夜から始まるW杯欧州予選最終節に注目だ。
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