「ハリルの意見には同意。ポゼッションは結果じゃない」
――前半が終了しました。前半の印象はいかがでしたか?
「やっぱり親善試合という感じ…。連係は少しルーズだったね」
――前半で印象に残った選手は誰ですか?
「CBの2人はウッドに上手く対応していたね。井手口と山口はいいバランスを取っていた」
――今日はボールを持つ時間が長かったですが、ハリルホジッチ監督は会見で「ポゼッション率が高ければ試合に勝てるわけではない」と言っていましたね。
「その意見には同意。ポゼッションは結果じゃない。ポゼッションするのは良いけど、たまには相手にボールを持たせてもいい。結局今日もここまでゴールがなかった。それは2014年W杯のザックジャパンの一番大きな問題だった」
――後半の注目ポイントはどこになりますか?
「いつもと同じだけど…、決定力!」
――後半開始早々、日本に先制点のチャンスです。山口のシュートが相手選手の手に当たってPKを獲得しました。これを大迫が決めて日本が先制しています。
「ちょっとラッキーだったけど、判定は正しかった。PKは間違いない」
――しかし、直後に失点してしまいました。左サイドを突破され、最後は警戒していたウッドにヘディングシュートを決められてしまいました。
「高さだけじゃなくて相手の動き出しも良かった。ちょうど吉田と酒井の間にポジションを取っていたね。いろんなところが悪かった。クロスは簡単に上げられてしまったし、吉田と酒井のマークは少し中途半端だった」