トーマス・トゥヘル氏【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンの後任監督は決定しているようだ。3日付けの独紙『アーベント・ツァイトゥング』が報じている。
先月28日、チームの成績不振を理由にカルロ・アンチェロッティ氏を解任したバイエルン。現地時間3日、バイエルンのウリ・ヘーネス会長はオクトーバーフェストでミュンヘンを訪れていた前バイエル監督で現在はマンチェスター・シティで指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ監督と市内のレストランで会談した。
同紙によるとその席上でヘーネス会長はグアルディオラ監督に新監督の名前を告げたと伝えている。会談後、ヘーネス会長は同紙の取材に対し「私は彼に数日以内に新しい監督を発表すると伝えた。彼も我々の決断に同意してくれた」と答えている。
後任監督候補としてホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督や前バルセロナ監督のルイス・エンリケ氏の名前などが挙がっている。そんななか、『fussballtransfers』や『シュポルト』など複数の独メディアが前ドルトムント監督のトーマス・トゥヘル氏が有力であると伝えている。
2015年からドルトムントを率いたトゥヘル氏は2016/2017シーズン終了後に退任した。同氏は戦術家としても有名だが、MFユリアン・ヴァイグルやFWクリスティアン・プリシッチなど若手選手を積極的に起用する監督でもある。
バイエルンは直近に行われたブンデスリーガ第7節ヘルタ・ベルリン戦で2点リードしながら同点に追い付かれ引き分けに終わった。首位ドルトムントとは勝ち点5差の2位とブンデスリーガ史上初の5連覇に向けて苦しいスタートとなっている。
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