セレッソ大阪の杉本健勇【写真:Getty Images for DAZN】
日本代表は1日、キリンチャレンジカップのニュージーランド戦(6日)、ハイチ戦(10日)に向けた国内合宿を開始した。セレッソ大阪所属のFW杉本健勇は、代表での生き残りに向けてアピールしていくことへの意欲を口にしている。
今季J1で好調なプレーを見せ、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から日本代表への初招集を受けた杉本は、先月5日に行われたワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦で代表デビュー。今回も引き続き招集されている。
代表定着に向けたアピールポイントについて、ゴールという結果を出すことができれば分かりやすいかもしれないが、「優先順位はないですね」と杉本。「もちろんチームプレーも大事ですし、守備の面も、動き出しも、点を取ることも全て大事です。全部できればいいですけどね。そんなにうまくはいかないと思いますけど、しっかりそれを目指してやれたらと思います」
ニュージーランドは高さやフィジカルを活かした戦いを仕掛けてくることが予想されるが、「でも言ってみれば、世界へ行けばもっと強い選手はいると思うので」と杉本はその先を見据えている。「まずはニュージーランドであったり、ハイチであったり、そういう試合で見せないといけないと思うので。そこにしっかり集中したいなと思います」
土曜日のブンデスリーガでゴールを決めたマインツのFW武藤嘉紀については、「見ました、うまかったですね」と称賛。「今回もポジションは一緒ですし、仲間でありライバルであると思うので。しっかり負けないようにしたいと思います」と同年齢のFWとの競争について語った。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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