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川崎Fが首位鹿島に再接近、柏は一歩後退。甲府2連勝で残留争いは混戦に

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ対セレッソ大阪
川崎フロンターレはセレッソ大阪に快勝【写真:Getty Images for DAZN】

 30日、明治安田生命J1リーグ第28節の8試合が各地で開催された。

 2位に8ポイント差をつけて独走態勢に入ろうとしていた首位の鹿島アントラーズはアウェイでサガン鳥栖と対戦。だが80分に鳥栖の福田晃斗が決めたヘディングが決勝点となり、鳥栖が1-0の勝利で鹿島の5連勝を止めた。

 鹿島を追う2位川崎フロンターレはナイトゲームでセレッソ大阪と対戦し、大量5得点で快勝を収めた。エウシーニョの2得点と谷口彰悟、小林悠、森谷賢太郎のゴールでC大阪を圧倒し、反撃を柿谷曜一朗の1点に抑えている。

 川崎Fと勝ち点で並んでいた3位柏はホームでのヴァンフォーレ甲府戦。0-0で迎えた終了間際の89分、カウンターから一人で持ち込んだドゥドゥがエリア外からの強烈なシュートを決め、甲府が2連勝を飾った。柏は10試合ぶりの黒星。

 横浜F・マリノスはガンバ大阪に2-1で勝利。ヴィッセル神戸はルーカス・ポドルスキのJ通算4点目のゴールなどにより最下位アルビレックス新潟を2-0で下した。

 残留争いのすぐ上に位置する2チームの直接対決となったサンフレッチェ広島対北海道コンサドーレ札幌戦は1-1のドロー。FC東京対ジュビロ磐田、大宮アルディージャ対清水エスパルスの2試合はスコアレスドローに終わった。

 この結果、首位鹿島と2位川崎Fの差は残り6試合で5ポイントに。柏は鹿島との差を縮められず、横浜FMは柏と2ポイント差の4位に浮上している。下位では清水、札幌、広島が勝ち点1を獲得したが、16位甲府が3ポイントを加え、残留ライン上の15位広島と勝ち点で並んでいる。

 ベガルタ仙台対浦和レッズの1試合は日曜日に行われる。30日に行われた8試合の結果は以下の通り。

鳥栖 1-0 鹿島
新潟 0-2 神戸
柏 0-1 甲府
FC東京 0-0 磐田
広島 1-1 札幌
大宮 0-0 清水
G大阪 1-2 横浜FM
川崎F 5-1 C大阪

【了】

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