「これほど黒いスパイクが似合う選手はいない」
38歳ながら現在も鹿島アントラーズの核を担う小笠原満男【写真:Getty Images】
小笠原満男(おがさわら・みつお)
1979年4月5日生まれ
大船渡高→鹿島アントラーズ→メッシーナ(イタリア)→鹿島アントラーズ
日本代表国際Aマッチ55試合出場7得点
これほど黒いスパイクが似合う選手はいないというか。派手さは無いんですけど、“止めて、蹴る”の上手さとか、無駄が無いというか。ちょっと素さん(山口素弘氏。玉乃氏と同じくゲスト出演した)と通ずるところがあるんですけど。無駄がなくて、あのサイドチェンジのキックの質とか痺れますよ。
もっともっと代表で君臨し続けてもいいなというか、してほしいと思っている選手です。誰が監督でも絶対に好きなはずなんですけど、ちょっと代表から退くのが早くて残念だったなと。
まあ、衰え知らずですよね。鹿島の強さを支えているのも、間違いなく小笠原選手の影響が大きいと思うので。まだまだずっと見続けたい選手ですね。
【次ページ】あのトッティとポジション争いをした「生きる伝説」