キーラン・ギブスとアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンよりもDFキーラン・ギブスの放出が痛いと感じている。英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
アーセナルは移籍市場の閉鎖間際にチェンバレンをリバプールに放出した。同選手の電撃移籍は大きな話題となったが、アーセナルで育ったギブスもウェスト・ブロムウィッチへの移籍が決まっている。
18歳でトップチーム入りを果たしてアーセナルで230試合に出場したギブスについて、ヴェンゲル監督は「全体的に考えてチェンバレンよりも痛い」と移籍を嘆いた。その理由は「彼が10歳のときからアーセナルで指導を受けていたからだ」という。「メンタル面のクオリティ、謙虚さ、リスペクトとコミットメント、そしてサッカーのクオリティについて、大切だと考えている価値観を持っている」と語った。
それでも、ギブスの決断を尊重している。
「27歳という年齢を考えると、出場が確実でないのであれば、それを受け入れなければいけない。彼はプレーすることを求めていたんだ」
アーセナルは25日のプレミアリーグでウェスト・ブロムウィッチと対戦する。
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