ガレス・バリー【写真:Getty Images】
プレミアリーグ最多出場記録更新が間近となっているウェスト・ブロムウィッチのMFガレス・バリーが、「僕は荒い選手じゃない」と強調した。英紙『デイリー・メール』が伝えている。
バリーは16日に行われたウェスト・ハム戦に出場したことで、元マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス氏が持つプレミアリーグ最多出場記録に並んだ。25日のアーセナル戦で633試合目の出場は確実とみられている。
それと同時に、バリーは警告を受けた回数が同リーグ史上最多という不名誉な記録も持っている。36歳の同選手は、これまで121回イエローカードを提示されてきた。
ただ、バリーはラフな選手というイメージは好きではない。「ラフプレーが多い選手とは絶対に違う。ひどいタックルは多くないはずだ。戦術的なファウルが多いと思うよ」と主張している。
さらに同選手は、「どのチームにいるかで変わる。今シーズンはウェスト・ブロムであまり警告を受けていない。敵陣でスペースが限られるコンパクトなところにいるときはイエローカードを出される必要がないんだ」と、チーム事情でプレーの質も変わると述べた。
1998年にアストン・ビラでデビューしたバリーは、2009年からマンチェスター・シティでプレー。2013年から昨シーズンまではエバートンで活躍し、今シーズンからウェスト・ブロムウィッチに在籍している。
ここまで警告を増やしてきたのも、史上最多となる出場試合数があってこそなのかもしれない。
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