今夏2億2千万ユーロ(約290億円)の移籍金でバルセロナからパリ・サンジェルマンへ移籍したブラジル代表FWのネイマール。フランスの「レキップ」によれば、現在バイエルン・ミュンヘンのアンバサダーを務めている元ブラジル代表FWジオバネ・エウベル氏が、この移籍で動いた莫大な移籍金が不合理なものだったと批判しているという。
エウベル氏はドイツのクラブを引き合いに出しながら、「ブンデスリーガのクラブで『1億ユーロ(約135億円)や2億ユーロ(約270億円)を払います』などと言うクラブはない」と語り、「私が思うに、そんな金額に値する選手などいない」と自身の考えを述べた。
エウベル氏はネイマールに関して「素晴らしい選手だ」と認めつつも、「ネイマール、さらにはムバッペを獲得するためにPSGがあれほどの大金を支払うことで、市場は完全に破壊されてしまった」と、PSGが多額の移籍金を支払うことが移籍市場にネガティブな影響を与えると批判。
かつてブラジル代表でプレーしたエウベル氏だが、後輩のネイマールにつけられた移籍金に対しては極めて否定的だった。
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