ドルト、リーグ戦無敗を継続中。さらに無失点も維持
無敗を継続中のボルシア・ドルトムント。ブンデスリーガでは4試合を終えて3勝1分。首位に立っている。特筆すべきは、10得点という攻撃力もさることながら、ここまで無失点を維持していることだろう。18日の会見でペーター・ボス監督は、次のように述べている。
「良い守備なくして、1つもタイトルを取ることはできない。それはとても重要だ。我々がまだ失点していないのは誇らしいね」
ブンデスで過去5年に渡って最小失点を記録しているのは、5連覇中のバイエルンだ。ドルトムントもそうだが、ポゼッションを重視するためには、やはり「良い守備」が前提条件となる。
そもそもボールを奪い返して、自分たちの足元に取り戻さない限り、支配率を高めることはできない。失点数が少ないということは、質の高いポゼッションを実現できている、ということでもある。
新監督は「我々は全ての試合に勝たなくてはならない。これが私の考え方だ」と宣言。よって20日のハンブルガーSV戦もBVBは勝ちに行くが、しっかりとした守備は継続したいところだ。アウェイゲームであれば、なおのことである。
カウンターから流れを作られ、3失点したCLトッテナム戦の試合後に、香川真司は次のように述べていた。
「チームでやっている、守から攻への切り替え、攻から守の切り替えも含めて、より、もっともっと精度が上がっていければ、もっともっといいサッカーになっていると思います」