前回のバルセロナ戦で2得点を挙げた乾貴士【写真:Getty Images】
日本代表MF乾貴士が所属するエイバルは、現地時間19日に行われるリーガエスパニョーラ第5節の試合でバルセロナと対戦する。スペイン紙『マルカ』は試合に先立ち、前回の対戦での乾の活躍を振り返る記事を掲載している。
バルサの本拠地カンプ・ノウでのエイバル戦は、昨シーズンはリーグ最終節の試合として5月に開催された。バルサにとっては、首位レアル・マドリーを逆転してリーグタイトルを獲得できるかどうかを左右する重要な一戦だった。
『マルカ』は「乾の素晴らしい夜」とタイトルをつけた記事でその試合を振り返り、乾が与えたインパクトの強烈さを強調している。乾はカンプ・ノウで2ゴールを奪う活躍を見せ、一旦はバルサを敗戦間際にまで追い詰めた。
「止めようのない左足での2発」と、利き足とは逆の足で決めた2得点の素晴らしさを称賛。最終的にはバルサが4-2の勝利を収めたが、「乾はタイトル争いを左右する予想外の存在となった」「バルサが逆転したが乾の活躍ぶりは忘れられるものではなかった」と述べられている。
リーガでは今季開幕から無失点での3連勝を収め、昨季最終節のエイバル戦以来ゴールを奪われていなかったバルサだが、前節のヘタフェ戦ではMF柴崎岳が強烈な先制点でその無失点記録を途絶えさせた。乾も前回の対戦に続いての連続ゴールを決めることができるだろうか。
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