ウスマン・デンベレ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレの長期離脱はドルトムントにも経済的に大きな損失を与えそうだ。18日付けのスペイン紙『マルカ』が報じている。
デンベレは現地時間16日に行われたリーガエスパニョーラ第4節のヘタフェ戦で負傷し途中交代した。その後の検査で左足大腿二頭筋の腱断裂と診断された。現地時間18日、既にデンベレはチームドクターと共にフィンランドのヘルシンキへ移動した。そして現地時間19日には手術を受ける予定だ。
なお同紙はデンベレの負傷の影響でドルトムントが手にするはずだった1000万ユーロ(約13億円)を失ったと伝えている。なぜなら、ドルトムントはデンベレがバルセロナと契約した際、同選手が年間50試合以上出場した場合バルセロナ側から1000万ユーロを受け取ることが出来るオプションを付けていたようだ。
なおバルセロナはデンベレの怪我は全治3ヶ月半から4ヶ月と発表している。これまで公式戦3試合のみと出場となっているデンベレが50試合出場することは事実上不可能である。20歳の負傷のニュースはあらゆる方面に影響を与えているようだ。
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