マルティン・シュミット氏【写真:Getty Images】
現地時間18日、ヴォルフスブルクはアンドリース・ヨンカー監督の解任とマルティン・シュミット氏の新監督就任を発表した。
ヴォルフスブルクのオラフ・ラッベSD(スポーツディレクター)は「(現地時間16日に行われた)シュトゥットガルト戦の結果(0-1で敗戦)だけでなく、プレシーズンからのチームの成長を考慮しての決断だ」と解任の理由を説明した。
シュミット新監督は昨季、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツの監督を務めていた。2019年までの契約を結んだ50歳のスイス人指揮官は「数ヶ月前からヴォルフスブルクは私に興味を持っていたことは知っていた。だからこのクラブの監督になるための迷いは全くなかった。最初のオファーからサインするまでに数時間しかかからなかった」と監督就任の舞台裏を明らかにした。
なお、シュミット監督の初采配は現地時間19日に行われるブンデスリーガ第5節のブレーメン戦である。2014/2015シーズン途中にマインツの監督に就任したシュミット氏は降格危機にあったチームを残留に導いた。そして2015/2016シーズンはチームをヨーロッパリーグ(EL)に導くなど実績のある監督だ。
第4節が終了した時点で14位と低迷しているヴォルフスブルクだが、新体制のもとで浮上のきっかけをつかむことが出来るのだろうか。
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