元インテルのマイコン【写真:Getty Images】
元ブラジル代表DFのマイコンは、インテルに所属していた際に「酔っ払って練習に来ていた」という事実はないと主張し、メディアにそう語った元チームメートを訴える姿勢も示している。ブラジル『UOL』が15日付で伝えた。
2004年から07年までインテルに所属していた元ルーマニア代表MFのヤニス・ジクは、母国ルーマニアのテレビで、マイコンにまつわるエピソードを語った。試合後のオフを終えて練習が再開される月曜日には、マイコンがいつも酒に酔った状態で練習に姿を見せていたため、ジョゼ・モウリーニョ監督が練習時間を夜に移動させたという話だった。
これに対しマイコンは、「彼の言うようなコンディションで練習に行ったことなど一度もない。そうでなければインテルであれだけのタイトルを獲得することはできなかっただろう」とジクの主張を否定している。
さらに、「そのジクというのが誰なのかも知らない。インテルで一緒にプレーしたこともない」とマイコンは語る。2006年にインテルに加入たマイコンとジクの在籍期間は1年間重なっていたが、ジクは他クラブにレンタルされており、インテルでプレーする機会はなかった。また、ジクは2008年に就任したモウリーニョ監督の在任期間中にはインテルに在籍していない。
「なぜ彼がこんなことを言ったのか分からないが、おそらくメディアに出て有名になるためだろう」とジクについて述べるマイコンは、法的手段を取ることも示唆。「こういう虚偽の発言や情報が繰り返されないよう、損害賠償を要求することを考えている」と語った。
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