バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表FWトーマス・ミュラーはクラブを離れる可能性について言及した。11日付けの独紙『キッカー』が報じている。
同紙のインタビューでミュラーは「現状、私はクラブに居心地の良さを感じているから何かが起こる可能性はない。しかし、将来的にどこか他の国でプレーしないと言い切ることもできない」と移籍の選択肢を完全に排除しているわけではなさそうだ。
続けてミュラーはかつての同僚で現在は北米メジャーリーグサッカー(MLS)のシカゴ・ファイアーでプレーしている元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーを例に出し「シュバインシュタイガーは10年以上バイエルンにいたが、2年前にクラブを去った。私もそうなるかもしれない」と語った。
先日、英紙『ミラー』がチェルシーやアーセナルといったプレミアリーグの強豪クラブがミュラーに興味を持っていると報じていた。2000年にバイエルンの下部組織に入団して以来の生え抜きであるミュラーはこれまでリーグ戦400試合に出場し161ゴールを挙げている。
しかし今季のミュラーはカルロ・アンチェロッティ監督の下でリーグ戦3試合に出場するもゴールはなし。現地時間8月26日に行われたブンデスリーガ第2節のブレーメン戦では出場時間わずか17分で試合終了後には不満を口にするなど不本意なシーズンを送っている。
【了】