ユベントスのパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
ユベントスなどで活躍した元フランス代表FWのダビド・トレゼゲ氏は、古巣ユーベで活躍するFWパウロ・ディバラを称賛し、世界トップクラスの選手になることも可能だと評している。11日付の伊紙『トゥットスポルト』がインタビューを伝えた。
レアル・マドリーやバルセロナなどからの関心が噂されながらもユーベに残ったディバラは、今季からユーベの伝統の背番号「10」を継承。セリエAでは開幕からの3試合連続ゴールで計5得点を挙げ、得点ランク首位タイに立っている。
現地時間12日には、チャンピオンズリーグ初戦でバルサとの対戦を迎える。ともにアルゼンチン代表でもあるディバラとリオネル・メッシの激突という形でも注目される一戦となりそうだ。
「メッシとの再戦は、ディバラにとって大きなモチベーションになるだろう」とトレゼゲ氏は語る。「カンプ・ノウでの試合に気合いが入っているはずだ。ピッチに立つのを楽しみにしているのは間違いないだろう」
メッシは「世界最高の選手」だとしながらも、ディバラにもその域に到達できる可能性はあるという見解をトレゼゲ氏は述べている。「メッシのようになるために、ディバラに足りないものは何もない。メッシにはより経験があり、キャリアの異なる段階にいるが、パウロは大きく成長しつつあるところだ。何をすべきか分かっている」
ユーベのマッシミリアーノ・アッレグリ監督も9日のキエーヴォ戦後にディバラを称賛し、「メッシと(クリスティアーノ・)ロナウドがやめる時には、ネイマールとともに世界最高の選手になることができる」と話していた。まずはメッシとの直接対決でその力をアピールすることができるだろうか。
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