FC東京のサポーター【写真:Getty Images for DAZN】
J1のFC東京は10日、篠田善之監督の退任と安間貴義コーチによるトップチームの暫定指揮を発表した上で、大金直樹代表取締役社長によるファン・サポーターへの謝罪のメッセージをクラブ公式サイトに掲載した。
FC東京は9日に行われたJ1第25節のセレッソ大阪戦に1-4の敗戦を喫し、公式戦5連敗。J1で10位に低迷する状況でクラブは監督交替を決意し、篠田監督の退任と、コーチを務めていた安間貴義氏が暫定的に指揮を引き継ぐことを発表した。
「結果・内容ともにご期待に応えられないことに、ご支援ならびにご声援を賜りましたすべてのファン・サポーターのみなさまに対しまして、深くお詫びを申し上げます」と大金社長はチームの現状について謝罪。「今シーズンはACL出場権の獲得を目標に戦ってまいりましたが、達成することは難しい状況になりました。また直近の試合では、みなさまには悔しさ以上に耐え難い悲痛な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません」と続けている。
低迷の原因は「クラブ全体として危機感や現状打破の想いに弱さがあったということだと思います」と述べつつ、今シーズンの残り9試合に全力を尽くす決意を強調。「もう一度、『強く、愛されるチームをめざして』を胸に、みなさまと喜びを分かち合うために強いチーム、強いクラブの再建に努めてまいります」と今後への姿勢が示された。
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