アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
現地時間5日、南米各地でロシアW杯南米予選の試合が行われた。残り2節を残すだけとなった同予選は、現在混戦を極めている。
その主な原因となっているのが、アルゼンチンの低調ぶりだろう。プレーオフ圏内の5位で今回の代表ウィークに入ったアルゼンチン代表は、先月31日に行われたアウェイでのウルグアイ戦ではスコアレスドロー。5日のホームで行われたペルー戦は、最下位相手にまさかの1-1の引き分けとなり、2戦合計で勝ち点わずか2しか獲得できなかった。結果、順位は5位と変動していない。
その他、コンフェデレーションズカップ2017準優勝のチリが9位ボリビア相手に0-1で敗戦したことで、4位から6位へと後退。逆に前節まで6位だったペルーがエクアドルを1-2で下したことにより、4位へと浮上している。
上位陣は、ウルグアイがパラグアイに1-2で勝利したことで2位に浮上したものの、中位のチームと勝ち点に大差はない。つまり、残り2試合を残して勝ち点27で2位のウルグアイから勝ち点20で8位のエクアドルまで、7つのチームにW杯進出の可能性があるということになる。
直近2試合で勝利のなかったアルゼンチン、チリなど強豪チームは、果たしてW杯出場への切符をつかむことができるのだろうか。
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