リオネル・メッシ【写真:Getty Images】
現地時間5日、ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選第16節が各地で行われた。
本大会出場権獲得に黄信号がともっている5位アルゼンチンは、すでに敗退が決まっている最下位ベネズエラと対戦し、1-1で引き分けた。
立ち上がりから主導権を握ったアルゼンチンは、相手を圧倒して先制ゴールに迫る。しかし、25分にディ・マリアが負傷交代を強いられると攻撃が停滞。頼みのメッシも厳しいマークにあってなかなか自由になれなかった。
後半立ち上がり、先制したのはまさかのベネズエラ。カウンターでアルゼンチンの高いラインを突破すると、ムリージョが決めてアウェイチームが先制する。
それでもアルゼンチンは54分、左サイドを突破したアクーニャがイカルディにクロスを入れて、DFと競り合いながらゴール。すぐに同点に追いついた。
だが、その後は続かず。アルゼンチンから勝ち点1を得ようとするベネズエラの厳しい守備を攻略できなかった。
南米予選その他の試合では、突破を決めているブラジルが2位コロンビアと1-1のドロー。チリは敵地でボリビアに0-1で敗れた。好調ペルーは、敵地でエクアドルを下し、アルゼンチンを抜いて5位に浮上している。ウルグアイはパラグアイに2-1で勝利、コロンビアを抜いて2位となっている。
アルゼンチンは2試合を残してプレーオフを戦う5位に位置している。
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