ニュージーランド代表が大陸間プレーオフへ【写真:Getty Images】
ロシア・ワールドカップ(W杯)オセアニア最終予選決勝の2ndレグが5日に行われ、ソロモン諸島代表とニュージーランド代表が対戦。この試合は2-2のドローに終わったが、1stレグに6-1の大勝を収めていたニュージーランドが大陸間プレーオフへの進出を決めた。
オセアニアサッカー連盟(OFC)に与えられたW杯出場枠は「0.5」。大陸予選を制したチームはそれだけではW杯本大会に進むことができず、他大陸のチームとのプレーオフを戦わなければならない。今回は南米予選5位チームとの大陸間プレーオフが行われる。
オーストラリアがOFCからアジアサッカー連盟(AFC)へ移って以来、オセアニア予選ではニュージーランドが圧倒的な強さを見せてきた。今回も例外ではなく、3大会連続の大陸間プレーオフ進出を危なげなく決める結果となった。
2010年大会では、アジア5位のバーレーンとのプレーオフを制したニュージーランドが本大会へ出場。前回の2014年大会は、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)4位のメキシコがニュージーランドを下して出場権を獲得した。
大陸間プレーオフは11月にホーム&アウェイで開催される。残り3試合となった南米予選では強豪アルゼンチンが5位に位置しているが、2位から8位まで7チームが5ポイント差にひしめく混戦となっており、ニュージーランドの対戦相手がどのチームになるのははまだ予想困難な状況だ。
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