フランス代表【写真:Getty Images】
現地時間3日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループA第8節で、フランス代表はルクセンブルク代表と対戦し0-0の引き分けに終わった。この結果についてフランス各紙は大きく取り扱っている。
仏紙『レ・キップ』は「1914年以来、我々はルクセンブルクに勝てなかったことはない。ヨーロッパ全土が我々を笑っている」と試合を寸評している。『レ・パリジャン』では「静かで役に立たないフランス代表チーム。あらゆる面でゼロ」とこちらも辛辣な表現で代表チームを酷評している。
ポール・ポグバやアントワーヌ・グリーズマン、キリアン・ムバッペなど欧州のトップ選手が先発したフランス代表。格下相手にホームで圧倒的にボールを支配し有利に試合を進めるも最後まで得点を挙げることが出来ず引き分けに終わった。
仏メディア『クエスト・フランス』では「代表チームはルクセンブルクDF陣の穴を見つけることが出来なかった。全ての面においてアイデアが欠けていた。その結果、FIFAランキング136位のチームに行き先を阻まれてしまった」と試合を総括した。
同日に2位のスウェーデン代表がベラルーシ代表に勝利したため両チームの勝ち点差は僅か1まで迫っている。そのことを受け『レ・キップ』では「この結果により熱い秋を迎えることになる。1位通過をするために(現地時間)10月7日のブルガリア戦は必ず勝利しなければならない」と代表チームに奮起を促している。
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