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長友、若手の台頭認めつつ「泥臭く魂込めてやってきたものは絶対負けない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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長友佑都【写真:Getty Images】

 日本代表は2日、ロシアW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦に向け同国のジッダで練習を行った。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、チームへの手応えを感じているという。長友佑都が明かす。

「監督も喜んでいたのは、こうやって若い選手も活躍してくれたことで、チームの幅ができていると。若い選手を出しても活躍できるチームになっているし、ベテラン選手が出てもパフォーマンスを発揮できるチームになっているというのは、監督としても嬉しかったんだと思います」

 長友は31日のオーストラリア戦で先制点をアシストするなど、6大会連続のW杯出場権獲得に貢献した。浅野拓磨、井手口陽介といった若手が台頭する一方で、長らく日本代表をけん引してきた本田圭佑、岡崎慎司らは絶対的な存在ではなくなってきている。それでも、長友はこう語る。

「『谷底世代』と言われ続けてきたので、根性だけは誰よりも持っていると思う。若い世代は僕らよりも才能があって、技術がある。活きのいい選手が出てくる中でも、泥臭く自分たちが魂込めてやってきたものは、絶対負けないと思う。年齢を重ねてそういう気持ちが衰えていくんじゃなくて、気持ちだけは誰にも負けないというものを持っていかないと」

 若手の力を認めつつ、長友はベテランの意地を示している。ハリルジャパンにとって、彼が不可欠な存在であることは間違いない。

【了】

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