ゴール後感極まって涙を流したMFフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
現地時間31日、ロシアW杯南米予選のブラジル対エクアドルの試合が行われた。
既に本戦への出場が決まっているブラジルは、それにもかかわらずFWネイマールやFWウィリアンが先発するなどほぼベストに近いメンバーで臨んだ。エクアドルの抵抗に苦しむも、69分にコーナーキックにパウリーニョが合わせ先制点をとると、76分にはこの日途中交代で入ったMFフィリッペ・コウチーニョが2点目を決め、最終的にブラジルが2-0の勝利を飾った。
注目されるのが、この日2点目をマークしたコウチーニョのゴール後の様子。コーナーフラッグ付近へ向かいゴールを喜ぶも、感極まって涙を流す姿を見せたのだ。
今夏バルセロナへの移籍が噂されていたコウチーニョは、残留を断固主張するリバプール側の意見と本人の意思が相反するものであったために、去就が決まらず、クラブでも出場機会を得られないでいた。そういった困難な状況に陥ってしまっていたことが、今回のゴール後の涙に関係しているのかもしれない。
移籍市場の閉鎖は迫っているが、果たしてコウチーニョの去就はどうなるのであろうか。
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