ドルトムントのU-17に所属するユスファ・ ムココ【写真:Getty Images】
ドルトムントの下部組織(U-17)に所属する12歳のFWユスファ・ ムココが、U-16ドイツ代表に“飛び級”招集された。8月31日にブンデスリーガのオフィシャルサイトが報じている。
ムココは、2004年11月にカメルーン人の両親から生まれたドイツ国籍を持つ少年。11歳にしてザンクト・パウリのU-15カテゴリーでチームの中心としてゴールを量産し、昨年5月にドルトムントへ移籍した。
ドルトムントでもU-15チームでプレーすることになったムココは、21試合で33ゴールを記録する活躍を見せている。今季からはさらなる飛び級でU-17チームに引き上げられたが、このカテゴリーでも早くもその才能を発揮していた。
今季ドルトムントU-17の選手としてデビュー以降、4試合連続で得点を積み重ねている。既に合計10得点に達し、得点王争いで独走していた。チームを率いるセバスチャン・ゲッペルト監督は「彼は素晴らしい仕事をしている。信じられないほどゴールの脅威を与え、勢いに乗らせれば相手の守備陣が止められないことが多い」と語り、ムココを評価している。U-16ドイツ代表は、現地時間11日と13日にオーストリアと対戦する予定だ。
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