リバプールへ移籍したアレックス・チェンバレン【写真:Getty Images】
アーセナルに所属していたイングランド代表MFアレックス・チェンバレンは、リバプールへの完全移籍が決定した。現地時間31日に両クラブから発表が行われている。
チェンバレンはメディカルチェックを済ませ、リバプールと「長期契約」を交わしたとのことだ。移籍金の額は明らかにされていないが、英複数メディアは3500万ポンド(約49億9000万円)と報じている。出場数などに応じたボーナスを含めて最大4000万ポンド(約57億円)に達するとも伝えられている。
数日前には、チェルシーがチェンバレンの獲得に向けてアーセナルと3500万ポンドでの合意に達したと報じられていた。だがチェンバレン自身はチェルシーへの移籍を拒否してリバプールへの移籍を選んだようだ。
現在24歳のチェンバレンはサウサンプトンの下部組織からトップチームに昇格したあと、2011年にアーセナルへ移籍。6年間の在籍でプレミアリーグ132試合出場9得点、公式戦合計198試合出場20得点を記録していた。
2012年にデビューしたイングランド代表でも27試合に出場して6ゴールを記録。現在もロシアW杯欧州予選のマルタ戦、スロバキア戦に向けたイングランド代表メンバーに招集されている。
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