日本代表主将MF長谷部誠【写真:Getty Images】
日本代表は31日、ロシアW杯アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦し2-0の勝利を飾った。今日の試合でも主将を務めたMF長谷部誠は、W杯出場に向け気を引き締めている。
右膝の負傷により、昨年11月のサウジアラビア戦以来の出場となった長谷部は、今回のオーストラリア戦では二人の中盤の選手の後ろでアンカーとしての役割を任された。「この試合に合わせて少し無理をした部分もあった」と試合後に語ったように、やはり怪我の影響か、何度かミスを繰り返す場面が見られた。しかし、試合の経過とともに徐々に安定感を取り戻し、最終的にはチームの勝利に貢献した。
また、今回得点を決めた若手のMF井手口陽介、FW浅野琢磨を例に「若い選手たちが躍動してくれている」と語った長谷部は、W杯出場決定を喜ぶ傍ら「もっともっとレベルアップしないとW杯のメンバーには選ばれない」と自ら鼓舞するようなコメントを残した。
おそらく年齢的にも最後のW杯を戦うことになるであろう長谷部だが、今大会にかける思いは人一倍強いのかもしれない。
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