浅野拓磨【写真:田中伸弥】
日本代表は31日、ロシアW杯アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦し2-0で勝利した。この結果、6大会連続となるW杯本大会出場が決まった。
試合が動いたのは41分だった。左サイドから長友佑都がクロスを送ると、浅野拓磨が相手のマークを掻い潜り左足で流し込んだ。
得点シーンについて浅野は「逆サイドで(味方が)ボールを持ったら僕はあれを狙っていた。佑都さんがすごくいいボールを上げてくれたので、合わせるだけだった」と話した。
タイミング良く走り込むと、フリーでのシュートとなった。「そこは僕の特徴だと思っているし、そこでしか日本のために貢献できないと思っていた。何とかゴールを決めて勝利に貢献したいと思っていた。それができて良かった」と狙い通りだったことを明かした。
ゴール後はお馴染みのジャガーポーズも飛び出し、スタジアムを沸かせた。
また、井手口陽介とともにリオ五輪世代が活躍を見せた。そのことについては「僕たちの世代がどんどん底上げしていかないといけない。若い世代ではないので、上の人たちをどんどん脅かしていけるよう頑張っていきたい」と、自分たちが中心になっていくという決意を表明した。
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