今季のブンデスリーガが開幕。現地のバイエルンファンも熱気
8月19日、ミュンヘン中心部にあるマリエン広場から、地下鉄U6番フロットマニング行きに乗車。ホームは赤いユニフォームで溢れていた。どこかソワソワした、落ち着かない空気。
車両が動き出すと、バイエルンを愛するファンたちの熱気が立ち込め、狭い車内は蒸し風呂のようだ。抑え切れない高揚、かまびすしく喋るドイツ人たち。今年もまたブンデスリーガが始まる。
フロットマニング駅を降りれば、赤の群衆は、一目散にアリアンツ・アレナへと向かう。脇目も振らず、立ち止まらず、ひたすら前に進む。17/18シーズンの開幕戦。バイエルン・ミュンヘンが迎え撃つのは、バイヤー・レバークーゼンだ。
年に一度の晴れ舞台。詰め掛けた75,000人の熱狂の後押しで、バイエルンは序盤からダイナミズムに溢れるサッカーを展開。9分、リベリーが左サイドを突く怒涛のドリブルで直接FKを獲得。キッカーはルディだ。ゆるやかな放物線を描いたボールを、ズーレがヘディングで叩き込んで先制。ホッフェンハイムから新加入の2選手の活躍で、スタジアムは今季初の歓喜に沸いた。ズーレは「2人の協力で生み出したゴールは、もちろん僕ら両方にとって素晴らしいものだ」と振り返る。
そして続いたのはトリッソ。18分、キミッヒが蹴ったCKは、1度はGKレノに弾かれるが、ビダルがそのまま拾ってファーにふわりと送る。リヨンから新加入の24番が、頭で押し込んで追加点。前半の20分も経たず、お祭りムード一色だ。
レバークーゼン戦で、カルロ・アンチェロッティ監督は[4-3-3]の布陣を採用。トリッソは右インサイドハーフのポジションに入り、中盤のダイナモとして攻守に躍動した。5日にドルトムントと対戦したスーパーカップでの曖昧なプレーと比べれば、見違えるような姿を披露した。その運動量が豊富でハードに戦うスタイルは、まるでビダルがもう1人いるかのようだ。チリ代表MFは左インサイドハーフに入っていた。
バイエルンをさらに強くする“2つの心臓”
インパクトを残したフランス代表MFに、仲間たちも賛辞を惜しまない。ワンボランチのルディは「プレーする喜びに溢れていたね。常にボールを欲しがって、積極的に顔を出していた」と称えた。右SBのキミッヒは「僕にとってピッチの上でベストの選手だった」とさえ言う。
「彼は抜群のプレーを見せた。ゴールだけが理由じゃない。とても多くの1対1に勝ったし、かなりの距離を走ったに違いないね」
ブンデスリーガ公式サイトのデータによれば、走行距離こそキミッヒ(11.79km)に次いで2位(11.16km)だったが、スプリント(26本)、シュート数(4本)、パス本数(52本)でチーム最多を記録。レバークーゼンとの開幕戦でトリッソは、まさにバイエルンの“心臓”だった。
そしてビダルとの共演。“ボックス・トゥ・ボックス”の選手を2人並べるスタイルは、今季のブンデスリーガで強力な武器となりそうだ。テクニカルな華やかさには欠けるかもしれないが、格下の相手を一挙にねじ伏せる破壊力を秘めている。トリッソとビダル。この“2つの心臓”が、バイエルンをさらに強くするだろう。
前半が30分を過ぎると、アリアンツ・アレナには激しい雨が降り注いだ。メインスタンドやバックスタンドでは、避難が始まる。だがゴール裏の連中にとって、そんなことはお構いなし。吹きすさぶ風に旗をなびかせ、かえってボルテージは最高潮だ。
期待の新戦力が活躍。史上初の6連覇へ視界良好
53分にはレバンドフスキがPKを決めてリードを3点に広げる。後半は守備陣が少し不安定な姿を見せ、右サイドをメメディに突かれて65分に1点を返されるが、敵の反撃もそこまで。レバークーゼンを相手に3-1で勝利する。期待の新戦力たちの活躍で、開幕戦を白星で飾った。
さらに現地時間26日に行われたアウェイでのブレーメン戦にもレバンドフスキの2ゴールで快勝し、盤石のスタートを切った。負傷離脱中のボアテンク、ハビ・マルティネスらがピッチに戻って来れば守備の不安定さも改善されるだろう。レアル・マドリーから新加入のハメスも復帰すれば、さらにチームは厚みが増すはずだ。
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