カリアリなどでプレーしたマルコ・ボリエッロ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのSPALに所属する元イタリア代表FWマルコ・ボリエッロは、セリエAの異なる12クラブでゴールを記録するという歴代記録に並んだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
今季49年ぶりにセリエA昇格を果たしたSPALは、ラツィオとの開幕戦に0-0で引き分けたのに続いて、現地時間27日に行われた第2節のウディネーゼ戦には3-2で勝利。トップリーグで49年ぶりの得点と49年ぶりの勝利を挙げることができた。
その記念すべきゴールとなった先制点を記録したのは、カリアリから今季加入したベテランFWだった。過去にミランやローマなどでもプレーし、イタリア代表としても7キャップを保持しているボリエッロだ。
現在35歳のボリエッロはデビュー以来、数多くのチームを渡り歩いてきた。SPALはキャリアを通して14番目の所属クラブであり、レンタルや出戻りなども含めるてほぼ毎年のようにクラブを移る慌ただしいキャリアとなっている。
セリエAではこれまでにミラン、エンポリ、レッジーナ、サンプドリア、トレビーゾ、ジェノア、ローマ、ユベントス、カルピ、アタランタ、カリアリでプレーし、その全てでリーグ戦でのゴールを記録してきた。SPALでも決めたことで12チーム目となり、ユベントスなどでプレーしたFWニコラ・アモルーゾ氏の記録に並んだとのことだ。
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