キリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)はモナコからフランス代表FWキリアン・ムバッペを獲得することになりそうだ。27日付けの仏紙『レキップ』が報じている。
記事では、ムバッペは1年間のレンタル移籍でPSGに加入することが決まったと伝えている。また1年後には移籍金1億8000万ユーロ(約234億円)で完全移籍する可能性もあるようだ。
レンタル移籍での獲得に関してはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の影響があるようだ。この制度はクラブの健全経営のために定められた制度で赤字経営を禁止するためのものである。
今月3日、PSGはバルセロナからブラジル代表FWネイマールを2億2200億ユーロ(約290億円)で獲得した。英紙『ガーディアン』では、PSGはこのFFPの規定に抵触する可能性もあることから、ムバッペはレンタル移籍で獲得をして支出を抑えようという思惑があるのではないかと伝えている。
なお、ムバッペは現地時間28日にメディカルチェックを行う予定だ。18歳の“神童”を巡る一連の移籍騒動は決着を迎えることになりそうだ。
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