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24チーム参加の“スーパークラブW杯”設立へ。2021年に中国で第1回大会構想

text by 編集部 photo by Getty Images

国際サッカー連盟
国際サッカー連盟【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)は、クラブ世界一を決める新たな大会となる「スーパークラブW杯」を2021年に設立すべく準備を進めているという。26日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。

 クラブ世界一を決める大会としては、現在FIFAクラブW杯が毎年12月に開催されている。だが、より大きな関心を引きつけることが期待される新たな大会が構想され、FIFAはその設立に向けてゴーサインを出したという。

 仮にスーパークラブW杯と呼ばれるその大会は、現行のクラブW杯より大幅に規模を拡大して24チームで開催されるとのこと。代表チームのW杯と同じく4年に1度、6月後半に開催される見通しであり、2021年に中国で第1回大会を開催する計画のようだ。

 参加24チームの内訳は、欧州から12チーム、南米から5チーム、アフリカとアジアと北中米からそれぞれ2チームが予定され、オセアニアのチームは大陸間プレーオフで出場権を争うことが見込まれる。参加チームは3チームずつ8つのグループに分けられ、各グループ首位が準々決勝に進むという大会形式が想定されている。

 欧州から参加する12チームは、UEFAチャンピオンズリーグの過去4年間の優勝チームと準優勝チーム、およびそれ以外のUEFAランキング上位4チームになる見通しだと伝えられている。

 また、同時期に開催されるこの大会の設立により、代表チームがW杯の“前哨戦”として戦っていたコンフェデレーションズカップは、ドイツが優勝を飾った今年の大会で終了することが見込まれている。

ムンド・デポルティーボ日本語版はこちら

【了】

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