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長友佑都、2試合連続先発。インテルはエースの決定力で監督の古巣に逆転勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
ローマ戦も先発出場した長友佑都【写真:Getty Images】

【ローマ 1-3 インテル セリエA第2節】

 インテルは現地時間26日、セリエA第2節でローマと対戦し、敵地で3-1の逆転勝利を収めた。DF長友佑都は2試合連続の先発出場で、56分までプレーしている。

 昨シーズンまでローマを指揮していたインテルのスパレッティ監督は、この日も長友を左サイドバックで先発起用。立ち上がりから流れるようなパスワークもあり、好ゲームを予感させる。

 しかし、主導権を握ったローマは15分に先制する。ナインゴランの浮き球のパスにゼコが反応。オフサイドぎりぎりで抜け出すと、冷静にゴールネットを揺らした。

 その後もローマは左サイドを中心に攻撃を組み立て、ポストを叩く惜しいシーンもつくった。追加点は生まれなかったが、1点リードで折り返す。

 スパレッティ監督は精細を欠いたガリアルディーニを下げ、後半開始からジョアン・マリオを投入する。56分には長友との交代でダウベールを送り込んだ。

 それでも流れはローマかと思われたが、エースの決定力が違いになる。67分、カンドレーバのパスをペナルティエリア内で受けたイカルディが体勢を崩しながら反転シュートを決め、1-1とした。

 その直後、ローマはエル・シャーラウィにチャンスが訪れるが、GKの前で浮かしたボールがゴールに向かうところでダウベールにクリアされ、勝ち越し弾は決まらない。

 すると、インテルは再びエースが魅せる。左サイドでペリシッチが仕掛けてグラウンダーのクロスを入れると、イカルディが左足のトラップからすかさず反転して右足でシュート。ゴール左隅に決めて、逆転に成功した。

 ペースを握っていたはずのローマは、焦りもあって良い形の攻撃ができない。

 対するインテルは87分、カウンターで数的優位をつくると、再びペリシッチが左サイドを突破。DFをかわして上げたクロスにベシーノが飛び込んで3点目が入る。

 これで勝負を決めたインテルは、強敵を下して開幕2連勝。好スタートを切った。

【得点者】
15分 1-0 ゼコ(ローマ)
67分 1-1 イカルディ(インテル)
77分 1-2 イカルディ(インテル)
87分 1-3 ベシーノ(インテル)

【了】

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