神戸に所属する渡部博文【写真:Getty Images】
26日にJ1リーグ第24節の試合が行われ、ヴィッセル神戸はアウェイでジュビロ磐田と対戦し1-2の逆転負けを喫した。この試合中、神戸の渡部博文が“神の手クリア”と呼べるようなプレーでピンチを切り抜けている。
試合開始して24分、アダイウトンが神戸の選手にプレッシャーを与えて最終ラインでボールを奪うと、GKキム・スンギュの頭上を超えるループシュートを放った。ボールはゴール枠内を捉えたが、寸前のところで渡部がクリアし磐田の先制点とはならず。
ただ、この場面を目撃していたアダイウトンをはじめとする複数の磐田の選手が飯田淳平主審に猛抗議。実は、渡部は右手でボールをゴール上に払いのけてコーナーキックに逃れていたのだ。結局、主審はハンドの判定をとらず、PKになることなく磐田のコーナーキックから再開となっている。
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