1年ぶりの代表復帰を果たしたFW武藤嘉紀【写真:Getty Images】
日本サッカー協会は24日、オーストラリア代表およびサウジアラビア代表とのロシアワールドカップ最終予選に向けた日本代表メンバーを発表した。
昨年9月に召集されて以来、代表から遠ざかっていたマインツのFW武藤嘉紀が、約1年ぶりに日本代表に選出された。また、他にもヘタフェMF柴崎岳やヘーレンフェーンMF小林祐希など、多くの選手が代表復帰を果たしている。
武藤は、昨季はマインツの1部リーグ残留に貢献。今季も開幕戦にフル出場するなど、ハリルホジッチ監督の求めるクラブでの活躍や出場時間は十分確保できている。
また、同指揮官も「オーストラリアのディフェンスに対して彼のスピードはおもしろいかもしれない」と語るなど、武藤のポテンシャルに大きな信頼を寄せている。
会見では、武藤はエイバルMF乾貴士やヘルタ・ベルリンMF原口元気と同じ左ウイングとして紹介されたが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も「真ん中でもプレーする」と語ったように、前線ならどこでもこなせる選手として今回招集されているようだ。果たして、W杯出場のかかった大一番で出番は回ってくるのだろうか。
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