川崎フロンターレが浦和レッズに勝利【写真:Getty Images】
【川崎フロンターレ 3-1 浦和レッズ AFCチャンピオンズリーグ 準々決勝1stレグ】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝1stレグが23日に開催され、川崎フロンターレと浦和レッズが対戦した。
アジアの頂点を目指す戦いの8強では日本勢同士の対戦が実現。J1でも3連勝中で3位浮上と好調な川崎Fが、監督を交代してチーム立て直し中の浦和をホームに迎えた。
前半を優位に進めたのはホームの川崎Fだった。積極的に浦和のゴール前に迫るプレーを繰り出し、小林悠のシュートやCKからのサインプレーなどで西川の守るゴールを脅かす。
32分にはその流れをゴールに繋げることに成功。中村憲剛がエリア内左サイドで突破を仕掛け、深い位置からマイナスのボールを折り返すと、小林が確実に先制のシュートを流し込んだ。
1点リードで折り返した川崎Fは後半立ち上がりの48分にも、FKからのボールを受けた阿部の振り向きざまのシュートが枠を捉えたが西川がファインセーブ。その2分後には小林のシュートを西川が弾いたボールをエウシーニョが押し込み、リードは2点に広がった。
順調に試合を進めていた川崎Fだが、76分には浦和がワンチャンスを活かして1点を返すことに成功。後半開始から投入された武藤が青木からの縦パス1本でゴール前に抜け出し、反転からのシュートでGKチョン・ソンリョンを破った。
だが85分にはキャプテンのゴールで川崎Fが再び突き放す。左サイドに抜け出した家長が柔らかい浮き球のクロスを供給し、小林がヘディングで合わせてこの日2点目のゴール。川崎Fが2点のリードを奪い返し、そのまま3-1で試合を終えた。
2ndレグは9月13日に浦和のホームで行われる。初のACL準決勝進出に向けて川崎Fが有利なスコアで折り返したと言えるが、浦和はベスト16の済州ユナイテッド(韓国)戦で2点ビハインドから逆転した戦いを再現できるだろうか。
【得点者】
32分 1-0 小林悠(川崎F)
50分 2-0 エウシーニョ(川崎F)
76分 2-1 武藤雄樹(浦和)
85分 3-1 小林悠(川崎F)
【了】