パチューカの本田圭佑【写真:Getty Images】
メキシコ1部のパチューカに所属する日本代表FW本田圭佑は、現地時間22日に行われたリーグ第6節のベラクルス戦で移籍後の初出場を果たし、いきなりの初ゴールを記録した。メキシコ各メディアは興奮とともに本田のデビューを伝えている。
負傷や高地順応のためデビューまで時間を要した本田だが、この日の試合で移籍後初めてベンチに入ると、58分からの交代で出場。その15分後にはカウンターから一人で持ち込み、左足のシュートをゴール右隅に突き刺してチームの4点目を記録した。試合は4-1でパチューカが勝利している。
メキシコ『デポル.com』は、「DFを翻弄。本田が天才的なシュートでメキシコ初ゴールを記録」とデビュー戦について報道。「見事なゴールでリーグデビューを飾った。彼の加入にタイトル獲得の可能性を感じたパチューカのファンたちに期待を持たせるゴールだ」と記した。
「第6節の最初の大きなニュースは日本の本田圭佑のデビューだった。わずか33分間でゴラッソ(素晴らしいゴール)を記録し、クオリティーを示した」「パチューカのサポーターは新たなアイドルに拍手を送った」と『ウニビシオン』もこの試合について伝えている。他にも多数のメディアやSNSなどが「ゴラッソ」「夢のようなデビュー」と本田のデビュー戦に言及している。
『メディオティエンポ』は、本田がベンチに入った時点ですでに「センセーション」を巻き起こしていたことも伝えている。ベンチに座る本田の周囲にはカメラマンが殺到し、隣接する観客席からもファンが「ホンダ、ホンダ」と声をかけ写真を撮影。本田も立ち上がってサインに応じていた。交代で出場した場面については「拍手喝采の中でピッチに入った」と同メディアは伝えている。
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