パチューカの本田圭佑【写真:Getty Images】
メキシコ1部のパチューカに所属する日本代表FW本田圭佑は、現地時間22日に行われたリーグ第6節のベラクルス戦で新天地デビューを飾り、さっそくの初ゴールを記録した。
負傷や高地順応のため開幕からの5試合には出場できていなかった本田だが、ベラクルス戦で初めてベンチに入ると、58分からの交代で出場。73分にはカウンターから一人で持ち込み、左足の強烈なシュートで移籍後初ゴールを記録した。
試合後に会見に臨んだ本田は、本拠地に駆けつけたファンへの感謝を述べるとともに、メキシコと欧州のサッカーの比較についてコメントしている。『ESPN』メキシコ版などが伝えた。
「これほど大勢のファンが来てくれるとは思っていませんでした。すごく感謝していますし、また来てもらえるようにしたいと思います。そのためには良いプレーをしなければなりません」と本田はファンへのメッセージを口にしている。
欧州とはスタイルが異なる部分もあるが、メキシコのサッカーもレベルが高いと本田は印象を述べた。「欧州で長い間プレーしてきて、試合のスタイルは異なっていると感じましたが、どちらが優れているとは言えません。もちろん欧州は世界で最もレベルが高いですが、メキシコリーグにもタレントが揃っています」
本田の貢献もあって4-1で勝利を収めたパチューカは、これで開幕3連敗のあと3連勝。次節は現地時間25日にアウェイでティファナと対戦する。
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