58分から途中出場。2トップ気味のポジションに
ベラクルス戦でメキシコデビューを飾ったパチューカの本田圭佑が、いきなり初ゴールを決めた。後半13分にアンヘル・サガルとの交代で投入された本田は4-3-3から4-4-2に変更した2トップ気味のポジションに入った。
本田はいきなり自ら獲得したCKにダイビングヘッドで合わせるも、これは惜しくも外してしまう。MFのエリック・グティエレスが負傷し、すでに3人の交代枠を使っていたためパチューカは10人の戦いを強いられることとなったが、苦しくなりかけた状況を本田の左足が救う。
後半28分、カウンターからビクトル・グスマンの縦パスを受けると、そのまま左ワイドを持ち上がり左足を一閃。鋭く地を這う様なシュートはベラクルスGKペドロ・ガリェセを破り、ゴール右に突き刺さった。
これで4-0としたパチューカ。後半39分にはアルゼンチン人MFクリスティアン・ペリェラーノに1点を返されたが、44歳の守護神オスカル・ペレスを中心に守り切り、4-1で勝利した。開幕3連敗で先行きが不安視されたが、そこから3連勝と巻き返して上位戦線に浮上した。
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