U-20W杯でそのポテンシャルを大いに披露したCB
ボランチもこなすアビスパ福岡のDF冨安健洋【写真:Getty Images】
冨安健洋(とみやす・たけひろ/アビスパ福岡)
1998年11月5日生まれ。明治安田生命J2リーグで、J1自動昇格圏の2位をキープする福岡。好調なチームの中で、冨安も主力として堂々たるプレーを見せている。第29節を終えて23試合に出場、CBだけでなくボランチでも能力の高さを発揮する。
188cmの長身を誇り、高精度のキックで攻撃の起点になることもできる。現代のCBに求められる要素はほとんど備えている。これに経験が加われば、さらに完成度の高いプレーヤーとなるだろう。
世界基準のCBの台頭は日本サッカーにとって大きな課題。今回のシリーズはハリルジャパンにとって大一番で、ここでの招集の可能性は高くないかもしれない。しかし、いずれ必ず名を連ねるはずだ。
【次ページ】現在絶好調。長身で足元の技術備えるCF