シャルケの内田篤人【写真:Getty Images】
シャルケに所属するDF内田篤人が今夏に移籍する可能性が浮上してきている。
クリスティアン・ハイデルSD(スポーツディレクター)は現地時間19日に行われたRBライプツィヒ戦後、報道陣に対し「シャルケ04はアツトを放出するようなことはしない」と答える一方で「もし彼が他のクラブと話をしたいと願い出てくるのであれば、それは可能である」と語った。
20日付けの独紙『キッカー』では、今季から指揮を執るドメニコ・テデスコ監督が内田に対しチームが採用する3-4-3のシステムにおいてプレーするポジションがないと説明したと伝えている。
2010年に鹿島アントラーズから移籍した内田は加入直後からレギュラーの座を獲得し多くのサポータの支持を得ていた。しかし膝の怪我の影響で2015年2月28日に対ドルトムント戦を最後にフル出場はなく、試合に出場したのも昨年12月の対ザルツブルク戦でわずか7分間のみだ。
なお独メディア『fussballtransfers.com』によると、これまで内田獲得に興味を持っているブンデスリーガのチームはまだないようだ。
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