レアル・マドリーのマルコ・アセンシオ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは21歳のスペイン代表MFマルコ・アセンシオとの契約を更改し、約641億円という巨額の契約解除金を設定する見通しとなったようだ。スペイン紙『マルカ』が19日付で伝えている。
アセンシオは2014年夏にマジョルカからマドリーへの移籍が決定。1年間はレンタルの形でマジョルカに残り、2015/16シーズンはエスパニョールへレンタルされたあと、昨シーズンからマドリーでのプレーを開始した。
すでに昨年夏にはマドリーとの契約が2022年まで延長され、契約解除金は3億5000万ユーロ(約449億円)に設定されている。だがFWネイマールがバルセロナからパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍した一件を受け、マドリーはアセンシオを引き抜かれないための対策を強めることにしたようだ。
ネイマールとバルサの契約には2億2200万ユーロ(約285億円)の契約解除金が設定されており、これまでのサッカー界では支払い不可能と考えられていた金額だったが、PSGはその満額を支払ってネイマールを手に入れた。マドリーはアセンシオの新たな契約に、5億ユーロ(約641億円)の契約解除金を設定するという。
新たな契約では年俸も引き上げられ、以前の350万ユーロ(約4億4900万円)から450万ユーロ(約5億7800万円)になるとのこと。契約期間も1年間延長され、2023年までとなることが見込まれている。
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