恩師の下で覚醒。バレンシアの中心選手に
ダニ・パレホのヘタフェ時代(左)と現在(右)【写真:Getty Images】
ダニ・パレホ
ヘタフェ在籍期間:2009年〜2011年
現所属クラブ:バレンシア
レアル・マドリー時代は“カンテラの最高傑作”とも呼ばれたダニエル・パレホだったが、トップチームで出場機会を得られず。2008年にQPRへの期限付き移籍を経験した後、2009年にヘタフェへ完全移籍した。
当時のヘタフェを率いていたのがレアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)時代の恩師でもあるミチェル監督だったこともあり、28試合6得点とブレイクした。翌シーズンはさらに出場時間を延ばしてリーグ戦38試合中36試合でピッチに立ち、司令塔として開花。バレンシアへの移籍につながった。
最近のバレンシアは低迷しているが、パレホは背番号10を託され、一時期キャプテンを任されるなど中心選手として活躍している。スペイン各年代代表での実績は豊富ながら、実はいまだにA代表招集歴がない。
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