レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、FWクリスティアーノ・ロナウドが受けた5試合の出場停止処分のうち、少なくとも1試合を撤回させようと試みている。16日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
C・ロナウドは、現地時間13日に行われたスペイン・スーパーカップ1stレグのバルセロナ戦で2枚のイエローカードを受けて退場となった。退場の判定を不服とした同選手はさらに、主審を突き飛ばすという行為に出てしまった。
試合翌日には、退場に対して1試合、主審を押したことに対して4試合、計5試合の出場停止処分が言い渡された。16日に行われるバルサとの2ndレグに加え、リーガエスパニョーラの開幕から4試合に出場できないことになる。
だがマドリーは、シミュレーションを行ったという判定により提示された2枚目のイエローカードを不服とし、スペインサッカー連盟(RFEF)の上訴委員会に異議申し立てを行っている。少なくとも1試合の処分は撤回させたいと考えているようだ。審議の結果は16日の現地時間13時以降に発表されることが見込まれている。
仮にイエローカードと退場処分が撤回されたとしても、審判を押した行為が消えるわけではないため、4試合の出場停止は変わらないことが見込まれている。その場合C・ロナウドは16日の試合には出場可能となるが、リーガ開幕から4試合を欠場することは変わらない。
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