ドルトムントに所属するウスマン・デンベレ【写真:Getty Images】
練習を無断欠席したドルトムントに所属する20歳のフランス代表FWウスマン・デンベレに対し、クラブが制裁を科した。10日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、デンベレは練習を欠席し一時音信不通になったとのこと。その後、ドイツ国内にいることが確認されたが、ピーター・ボス監督は「今日、デンベレは無断で練習を欠席した。選手が意図的に行なったと思われる。その行動を受けて、我々は彼に罰を与えることを決めた」と答え、制裁を科すことを明らかにした。
内容としては、ドイツ杯1回戦のリーラジンゲン・アーレン戦後の次の週まで全ての試合と練習参加を禁止するというもの。つまり、現地時間12日に行われるリーラジンゲン・アーレン戦は欠場することになる。
その一方でバルセロナから提示された1億ユーロ(約130億円)のオファーをドルトムントが拒否。声明では「会談が行われたが、バルセロナが提示したオファーは現在の市場と照らし合わせて考えた場合、選手の価値に見合わないものだった。よって、我々は拒否している。現時点で、バルセロナは他のオファーを提示していない。現段階ではデンベレが移籍する可能性はないと言える」と発表している。
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