バルセロナのジェラール・デウロフェウ【写真:Getty Images】
FWネイマールをパリ・サンジェルマン(PSG)へ放出したバルセロナだが、その穴を埋める選手はすでにチーム内にいるのかもしれない。FWジェラール・デウロフェウが見せた活躍がスペイン複数メディアで称賛されている。
バルサの誇る強力3トップの一角として活躍していたネイマールだが、2億2200万ユーロ(約290億円)という巨額の取引でPSGへ移籍することが決定。バルサは代役となる選手の獲得に動いていると報じられている。
リバプールのフィリッペ・コウチーニョや、ボルシア・ドルトムントのウスマン・デンベレ、PSGのアンヘル・ディ・マリアやユリアン・ドラクスラーなど、様々な名前が新戦力候補に挙げられているが、現時点では決定には至っていない。
現地時間7日に行われたジョアン・ガンペール杯のシャペコエンセ戦ではデウロフェウが先発に起用され、リオネル・メッシおよびルイス・スアレスと3トップを組んだ。起用に応えた23歳のスペイン人FWは、1ゴール2アシストの活躍で5-0の快勝に貢献している。
スペイン紙『マルカ』は、デウロフェウが「ネイマールの役割を務め、見事にこなした」「スターティングイレブン入りを狙う」とその活躍を称賛。『アス』は「ガンペール杯最高の選手だった」、『ムンド・デポルティボ』は「デウロネイ」「ネイマールの代役を務め上げた」と各メディアがこぞって賛辞を送っている。
バルサの下部組織出身のデウロフェウは、昨シーズン後半にミランで見せた活躍により評価を高め、バルサは買い戻しオプションを行使して再獲得することを決めた。ネイマールが抜けたバルサにとって重要な戦力になることができるかもしれない。
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